ドローンを使って自分で屋根点検して大丈夫?200g以下のドローンを選んで規制に注意を
こんにちは☆スロットパパさんです。
最近の玩具屋でよく目にする玩具としてドローンがあります。
クリスマスのプレゼント用にヘリコプターのラジコン玩具とかドローンが気にはなりつつも、結局今まで買ってませんでした。
最近家の外壁のメンテナンスをしたついでに屋根の点検も業者に依頼したのですが、ふと
「屋根の点検ってカメラ付きドローンで自分でやれば足場も組まないし、安全で安上がりで出来るのでは?」
と思い記事を書こうと思ったら意外と法律等で注意が必要だということがわかったので記事にしておきます。
プレゼント用にドローンを買う際の参考にしていただければと思います。
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ドローンは誰でも何処でも飛ばせるという訳ではない
最近テレビでもドローン撮影した映像が多く使用され、玩具屋でもカメラ付きドローンがたくさん売られているので、クリスマスプレゼントとかで子供に買ってあげても良いかなと思っていました。
また、冒頭でも書いたようにおもちゃとして使いつつ、屋根の点検とかにも使えちゃったら一石二鳥だなと思って少し調べてみたところ、色々と法律とか注意しないといけない事があることがわかりました。
選ぶドローンの種類や使用方法によって注意する項目も変わってくるので調べたことをまとめておきます。
200g未満なら航空法の適用外
一番大きな注意点が200g以下のドローンであれば航空法の適用外になるという点です。
航空法では以下の場所では飛行禁止で飛行させたい場合は国土交通相への許可が必要になります。
・空港周辺
・150m以上の上空
・人家の集中地域
200g以上のドローンだと上記の場所では許可が必要となるとおもちゃとして使うには大きな障害になりますよね。
そのため最近見るおもちゃ屋のドローンはどれも小型のドローンになっているのだと思いますが、買うときはしっかりと200g以下のドローンであるか否かを確認して買いましょう。
違反した場合は50万円以下の罰金ということもあり、子供のおもちゃとして買って罰金なんてことになったら大変なのでしっかりおさえておきたいポイントになります。
航空法以外に知っておくべき法律
おもちゃで遊ぶのに法律を気にしたことなんてほとんどないと思いますが、ドローンについては航空法以外にもいくつか知っておくべき法律があります。
それらの法律の関連箇所についても調べたので載せておきます。
小型無人機等の飛行禁止法
小型無人機等の飛行禁止法では国会議事堂や内閣総理大臣官邸、外国公館、原子力事業所の周辺地域を飛行禁止空域と定めています。
前にニュースで総理官邸でドローンが飛んでいたというニュースを見たのでそういった国の安全に関わるような場所付近では使用は控えないといけません。
電波法
日本では電波を利用する場合、用途によって割り当てられた電波が決まっています。
ほとんどのドローンはスマホなどのWIFIの電波帯と同じ2.4GHz帯を使っていて、許可は不要となります。
しかし、許可されていない帯域を使用するドローンが売られていることもあるので、ドローンを買う場合は2.4GHz帯のものであるかの確認をしましょう。
道路交通法
ドローンについて明記されているわけではないですが公道上で飛行させたり、離着陸させたりする場合には許可が必要になる事項に該当する可能性があるので、道路で遊ぶことは止めておいた方が良さそうです。
公園条例
自治体で公園でのドローンの使用を禁止しているところが増えているとのことです。
ラジコン飛ばすなら最適な場所ということで一番最初に考える公園で遊べない可能性が高いというのはなんとも息苦しい世の中ですね。
よくよく見るとサッカーや花火も禁止事項に書かれている公園も多いので、規則で縛るのではなく、迷惑にならない範囲を子供に考えさせて、もうちょっと寛容になっても良いのになって思いますが・・・まぁ、自分が言ったところで変わるものでもないので守らないとですね。
文化財保護法
文化財を保護するためということで文化財保護法も関連してきます。
確かにドローンを飛ばして建物にぶつかって傷がついたり屋根に落ちてしまったりと色々と懸念事項があると思うのでこの決まりは納得といったところですね。
ドローンを屋根点検に使うなら?
子供のプレゼントとかでカメラ付きドローンを買ってあげて、そのついでに屋根点検をすれば普段見えない屋根のチェックも簡単に出来るなと最初は思っていました。
しかし、調べてみるとドローンを飛ばす際に色々と気を付けないといけない法律等があることがわかりました。
それらを踏まえて自分でドローンを使った屋根点検をやるとしたら
・200g未満のドローンを使う
・2.4GHz帯を使用するドローンを使う
・庭から飛ばす
・自分の家の屋根だけ撮影する
といったところを気をつけて撮影するのが良さそうです。
まとめ
ここ数年で多くの映像撮影で使われたり、玩具屋のアイテムとして置かれたりということで目にする事が多くなったドローンですが、実際に外で飛ばそうとすると様々な法律を意識していかないといけない事がわかりました。
子供のおもちゃだから自由に遊ばせてたらいきなり警察が! なんてことになったら大変なので、関連項目をおさえた上で遊ばせたいところですね。
自宅の室内で飛ばす分には問題なさそうですが、家の屋根を撮ってみるってことだけでも上記のような点に注意する必要があります。
子供にプレゼントするにしても、しっかり大人が理解して、必要な注意事項を伝えた上で遊ばせないとですね。
クリスマスプレゼントや誕生日プレゼントにドローンを考えている場合に参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆
ではまた(^-^)/